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↑『瞬きのあいだ』(アクリル絵の具)
「部屋におしゃれな絵を飾りたいけれど、高い絵画を買うのはちょっと……」
「絵心はないけれど、無心で色を重ねて癒やされたい」
そんなふうに思ったことはありませんか?
アクリル絵の具を使えば、初心者でも驚くほど簡単に、インテリアショップに並んでいるような「テクスチャー感のあるアート」を描くことができます。
学校で使った水彩絵の具とは違い、アクリル絵の具は乾くとプラスチックのように固まり、塗り重ねも自由自在。
「失敗」という概念がない画材です。
この記事では、これからアクリル画を始めたい方に向けて基本の道具選びから、アクリル絵の具を使ったアートの簡単に楽しめるやり方を紹介しています。
- アクリル絵の具が初心者に最適な理由
- 100均とメーカー製画材の使い分け
- 絵心がなくても楽しめるアート:3つの技法
- +αで楽しめる小技集
この記事を読めば、あなたも世界に一つだけのアートを作って 部屋に飾ることが出来るようになります!
それでは、よろしくお願いします。
【導入編】アクリル絵の具で描くアートの魅力とは?
アクリル絵の具の「魅力」とは?
■↑『海辺のシーニャンズ』(アクリル絵の具)
アクリル絵の具は、水で溶けるのに乾くと*耐水性になる、非常に扱いやすい画材です。
油絵のような重厚感ある盛り上がり(マチエール)と、
水彩画のような透明感の両方を表現できるのが最大の特徴です。
また、アクリル絵の具の魅力は「修正のしやすさ」と「自由度」にあります。
アクリル絵の具は速乾性があり、塗り重ねが可能なので、色が気に入らなければ乾いた上から何度でも修正できます。
つまり、取り返しがつかない失敗が存在しないのです。
さらに、筆だけでなく、ナイフで盛ったり、スポンジで叩いたり。
童心に帰って自由な表現を楽しめるのが魅力です。
一度乾くと水に溶けなくなる性質のこと。上から新しい色を塗り重ねても、下の色が溶け出さないので修正が簡単です。
アクリル絵の具の「可能性」とは?
■↑アクリル絵の具を指を使って描いたアート。
アクリル絵の具は、水彩紙やキャンバスだけでなく、プラスチックや木や石にも描くことが出来ます。
それだけで、 様々なアートの誕生の予感 がしませんか?
また描くのも「筆」だけではなく、指で描いたり、ペインティングナイフ、スポンジ、綿棒、糸、歯ブラシ、メイク用ブラシなど、いろいろなものを使用することが出来ます。
あなたの好きな表現がきっと見つかります。
アクリル絵の具で使うメディウムってなに?
■↑アクリル絵の具と重曹のアート。
アクリル絵の具は、もちろん水加減だけで様々な絵を描くことが出来ます。
しかし、「メディウム」を使うと、可能性が無限大に広がるのです。
うまく使って、簡単で楽しい表現の幅を広げていきましょう。
■↑手持ちのメディウムを並べてみました。
コラージュ コラージュの接着剤としても優秀
メディウムの種類
目的
特徴
ジェルメディウム
油絵風にしたい
透明感とツヤ、筆跡が残る
バーニッシュ
画面を保護したい
描き終わった後、紫外線や埃から作品を守ります。
リターダー
乾燥を遅らせたい
グラデーションやブレンディングで重宝します
モデリングペースト
立体感を出したい
不透明で硬く盛りあがる
ポーリングメディウム
フルイドアート
色が混ざりすぎずキレイな模様を作ることができる
●↓ジェルメディウム
●↓バーニッシュ
●↓リターダー
●↓モデリングペースト
●↓ポーリングメディウム

狙った色がピタリと決まった瞬間は、本当に気持ちがいいですよ!
【準備編】アクリル絵の具アートで使うものは?
アクリル画を始めるには、いくつかの道具が必要です。
最近は100円ショップでも手に入りますが、長く楽しむなら画材メーカーのアイテムを取り入れるのがおすすめです。
それぞれの特徴を知って、自分に合ったものを選びましょう。
アクリル絵の具アート:必要物品リスト
■↑普段から使用しているアクリル絵の具と画材の一部です。
- アクリル絵の具:赤・青・黄・白・黒の基本5色があれば色は作れます。
- 筆(ナイロン製):アクリルは乾くと固まるので、丈夫なナイロン製の筆が最適です。
- キャンバス:初心者は「キャンバスボード」や「張りキャンバス」のF0〜F3号(小さめのサイズ)が扱いやすいです。
- パレット:洗う手間が省ける「紙パレット」が圧倒的に便利です。
- 水入れ:筆洗用と、絵の具を溶く用の2つを用意すると色が濁りにくくなります。
100均画材とメーカー製画材(リキテックス等)、どっちがいい?
「まずは試しに」という場合は100均の道具でも十分楽しめます。
ただ、本格的な画材メーカー(リキテックス、ホルベイン、ターナーなど)の絵の具は、以下の点で優れています。
- 発色の良さ:少ない量でも鮮やかに色が乗ります。
- 混色の美しさ:色を混ぜても濁りにくく、狙った色を作りやすいです。
- 耐久性:光による退色に強く、作品を長くきれいに残せます。
「せっかく描くなら、きれいな色でストレスなく描きたい」という方は、
最初から画材メーカーのスターターセット(12色セットなど)を選ぶのが近道です。

「自分の作品を残したい!」と思ったら、ぜひメーカー品も試してみてくださいね。
●↓リキテックスプライム
●↓アムステルダム
■↓リキテックス(アクリル絵の具)について詳しく書いた記事はこちらです。絵の具選びの参考にしてみてください。
ボクは販売する予定のある作品は必ずメーカー品を使って描いています!
【実践編】本格的だけど楽しく出来るアクリル絵の具アートやり方3選
ほんの少しの工夫や、ひとつの画材を加えるだけで、驚くほど簡単に素敵なアートを作ることが出来ます。
■↑こちらの動画でひとつづつ詳しく解説しています。参考にしてください。
1:テクスチャーアート:飾って絵になる立体アート
アクリル絵の具とモデリングペーストを使って、ペインティングナイフでキャンバスに大胆にのせていきます。
立体感のある存在感バツグンのアート が出来上がります。やり方は本当に自由なのですが、今回は「簡単にできるのにおしゃれに決まる」アートを3種類提案します。
これを試してみて、あとはアレンジしたり、全く別の方法を試してみたり、
自由にチャレンジしてください。
テクスチャーアート必要物品
- アクリル絵の具
- モデリングペースト
- ペインティングナイフ
- パレット
【デザイン1】オールホワイト:洗礼されたシンプル&シック
■↑モデリングペーストだけでオールホワイト作品。
■↑モデリングペーストだけでオールホワイトお花模様作品。
パンにクリームチーズを塗るような感覚です。楽しいです! 小花模様にしてみるのも砂糖菓子のようで可愛いです。
特徴
真っ白なキャンバスに、真っ白なモデリングペーストだけで模様を描いた作品。
ポイント
色を使わない分、ペーストの「盛り上がり」やナイフの「跡」が際立ちます。光が当たると影ができて、とてもドラマチックで高級感が出ます。
やり方
ペーストをそのまま使い、大胆にナイフを動かして、わざとザラザラさせたり、波のような模様を作ったりします。
【デザイン2】ランダムミックスとバイカラー:たった2色で一気に映える
■↑ブルーをランダムに塗った上にパープルをランダムに乗せました。
■↑画面の半分づつを使ってツートンにしました。
ツートン:キャンバスを上下または左右でざっくりと2色に分けたデザイン。 ツートンは「ベージュ × ホワイト」「くすみブルー × ホワイトグレーグレー」「テラコッタ × クリーム色」などがおしゃれ。 ランダムミックスは、それぞれを好きなようにランダムに塗ればオッケー。 ツートンは、境界線をきっちり分けず、色が少し混ざり合ったり、ペーストの凹凸で境目が曖昧になっているのがおしゃれです。
特徴
ランダムミックス:2色をランダムに自由に乗せていくデザイン。
ポイント
好きな雰囲気に合わせて、好きな2色を選んでみてください。
やり方
モデリングペーストと好みの色をしっかりと混ぜます。2色作ります。
【デザイン3】花びらモチーフ:華やか&愛らしい
■↑色付きの立体のお花です。食べられそうな感じがします。
特徴
キャンバスの中央に、ペーストで作ったお花をひとつだけ配置したデザイン。
ポイント
背景はあえてキャンバスのまま(または薄い単色)にして余白をたっぷりとることで、立体的なお花が引き立ち、モダンな印象になります。
やり方
花、花の中央、葉っぱと3色程度、色分けしてもいいですし、花だけに色をつけるのもいいですね。
注意点
厚く塗りすぎると乾燥に時間がかかるので、最初は薄盛りから始めましょう。

2:ポーリングアート:遊び感覚でおしゃれアート
アクリル絵の具とポーリングメディウムを使って、アートを作ります。
びっくりするほど簡単なのに、とてもおしゃれな1枚 が仕上がります。ポーリングアート必要物品
- アクリル絵の具
- ポーリングメディウム
- キャンバスボード
- 紙コップ(ゼリーの空き容器などでも可)
- 割りばし(アクリル絵の具を混ぜる用)
- 大き目のゴミ袋(汚れ防止のため)
今回は、ホワイト、濃いブルー、薄いブルーの3色を使いました。
ポーリングアートやり方
■↑これはもうワクワク感とドキドキ感がとまりません。少しダマが残っていますが、それもアートの一環かな!と思います。
- ホワイト、濃いブルー、薄いブルー、それぞれの絵の具とメディウムを紙コップで混ぜます。白は2つ作ります。
- 使用するアクリル絵の具のとろみ具合にもよりますが「飲むヨーグルト」くらいの固さになるようにします。今回はリキテックスプライムを使用したので、ポーリングメディウムとアクリル絵の具を10:1程度でやりました。
- 今回は20×20のキャンバスボードを使用しました。目安として、ホワイト10ml、濃いブルー20ml、薄いブルー30ml、2つ目のホワイト20mlで合計80mlです。前後して大丈夫です。だいたいの目安です。
- 新しい紙コップ(空きゼリー容器)に、先ほど作ったホワイトを静かに流し入れます。次に濃いブルーを入れます。その次は薄いブルーを入れます。最後にホワイトを入れます。
- 大き目のゴミ袋を広げて、そのうえで4つの絵の具を入れたコップを置きキャンパスボードで蓋をするように乗せます。
- キャンバスボードと紙コップを持って、一気に逆さまにします!
- 少し間を置いて、紙コップを取ります。絵の具が流れ始めます。きれいな瞬間です!
- さらに、キャンバスを傾けながら模様を作ります。
- 平らな場所で乾燥させます。
キャンバスから絵の具が大量に流れ落ちるので、下には必ずレジャーシートや大きなゴミ袋を敷いておきましょう。

3:コラージュアート:組み合わせて遊べるアート
アクリル絵の具の他に、 お気に入りの物をなんでもつかってひとつのアートに 仕上げます。
布、テープ、紙、ひも、シール、思い思いのものを使って、たったひとつのアートを完成させましょう。
コラージュアート必要物品
■↑使えるかどうかわからないけど家にあるものを集めてみた様子です。
- アクリル絵の具
- ジェルメディウム(接着剤として)
- お気に入りの紙や布、紙袋や包装紙など家にあるもので。
コラージュアートやり方
- 素材を配置して構図を決める(だいたいでいいです)今回は真ん中に猫を置くことだけを決めてから始めていきました。
- 素材は適当に切ったりちぎったりします。
- メディウムで貼り付けます。素材を置いた上からもメディウムを塗るとより強力です。
- 余白にアクリル絵の具で色を塗ったり、模様を描いたりします。

お気に入りの紙切れや紐が、世界に一つのアートに変身しますよ!
【小技編】アクリル絵の具アートをもっとおしゃれに!
ここでは、ちょっとした工夫や、身近にあるものを使って出来るアートを紹介します。
【油絵風】筆跡を残して立体的に!
絵の具を水で薄めず、チューブから出したそのままの硬さでキャンバスに乗せます。
筆だけでなく、ペインティングナイフを使って、バターを塗るように盛り上げてみましょう。
デコボコした影が生まれ、シンプルな色使いでも存在感のある作品になります。
【水彩風】きれいにぼかす!
水分を多めにといて描いてみましょう。
色がじわっと広がり、優しい雰囲気になります。
【グラデーション】たった3色で深みを出す!
キャンバスの上を「空」に見立てて、上から濃い色、中間色、白と塗り分け、その境界線を乾かないうちに筆で優しくなでるように混ぜます。
きれいなグラデーションができるだけで、部屋の空気を変える素敵なインテリアアートになります。
【抽象画風】偶然の色を楽しむ!
大きめの平筆に水分をたっぷり含ませて、キャンバスの上で色を滲ませたり、絵の具を飛ばしたり(スパッタリング)してみましょう。
具体的な何かを描こうとせず、「色の重なり」そのものを楽しむのがコツです。
今回は、スポイトを使って、絵の具を飛ばしてみました。
【道具で遊ぶ】違うものを使ってみよう!
普段使っている筆ではなく、指、スポンジ、メイク用ブラシ、綿棒、糸などで描いてみましょう。
今回はメイク用スポンジ、キッチン用スポンジ、メラミンスポンジ、綿棒で描いてみました。

「あ、今の色いいかも」という偶然の発見を楽しんでください。
■↓アクリル絵の具と身近な道具を使って簡単アートを楽しむ方法を解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
【失敗談】アクリル絵の具で初心者が陥りがちな失敗とリカバリー方法
楽しくてつい夢中になってしまいますが、アクリル絵の具の特性を知らないと失敗することもあります。
事前に対策を知っておきましょう。
色が濁って暗くなってしまったけど、どうしたらいい?
たくさんの色を混ぜすぎると、彩度が落ちてグレー(マッドカラー)になりがちです。
混色は、2色~3色程度にしましょう。
乾いたら色が少し濃くなってしまったけど、どうすれば?
アクリル絵の具は、濡れている時よりも乾いた時の方が色が少し濃く、暗くなります。
「ちょっと明るすぎるかな?」と思うくらいの色で塗っておくと、乾いた時にちょうど良い仕上がりになります。
筆がカチカチに固まってしまった!どうしよう?
■↑アクリル絵の具がついたまま一晩たってしまった筆。
これが一番多いトラブルです。
アクリル絵の具は速乾性があり、一度乾くと水に溶けません。
使っていない筆は必ず水につけておくか、作業が終わったらすぐに洗いましょう。
ほんの数分放置しただけで、筆の根元で絵の具が固まってしまい、二度と使えなくなることがあります。

それ以来、描く時は必ず「汚れてもいい服」に着替えるようにしています!
■↓アクリル絵の具が着いてしまった「服」の対処法や予防法について詳しく書いた記事はこちらです。服は汚れる前に対策するのが一番です。参考にしてみてください。
【Q&A】アクリル絵の具アートのよくある質問
最後に、これからアクリル画を始める方からよく聞かれる質問をまとめました。

Q. 水彩絵の具のように、水で薄めてもいいですか?
A. はい、大丈夫です。
ただし、水を入れすぎるとアクリル絵の具に含まれる「固まる成分(アクリル樹脂)」が弱くなり、キャンバスへの定着が悪くなります。
水は絵の具の量の30%くらいまでにしておくのが、剥がれ落ちないコツです。
もっと薄く透き通るように描きたい場合は、水ではなく専用の「メディウム」を混ぜましょう。
Q. 100均のスマホケースや木材にも描けますか?
A. 描けます!これがアクリル絵の具の強みです。
紙やキャンバスだけでなく、木、石、布、プラスチック、ガラスなど、ほとんどの素材に描くことができます。
ツルツルしたプラスチック(スマホケースなど)に描く場合は、事前にヤスリがけをするか、「プライマー」という下地材を塗ると剥がれにくくなります。

Q. 匂いはきついですか?ペットがいても大丈夫?
A. 油絵のような溶剤のキツイ匂いはありません。
アクリル絵の具は水性なので、部屋中に充満するような強い匂いはありません。
ただし、完全に無臭ではないので、換気は行った方がいいと思います。

ただ、筆を洗うバケツの水を誤って飲まないように、作業が終わったらすぐに片付けます。
パレットも席を少しでも離れるときはラップをかけるなど保護します。
Q. 間違えて普通の水彩絵の具を買ってしまいそうなのですが?
A. チューブの表記をチェックしましょう!
パッケージやチューブの裏に「Acrylic」や「アクリル」と書かれているか必ず確認してください。
100円ショップの売り場では、水彩とアクリルが隣同士で売られていることが多いです。
■↑100均の絵の具売り場コーナーの様子。たくさんあって迷ってしまいそうですね。
■↑100均セリアのアクリル絵の具。
パッケージを見ると「アクリルカラー」の記載があります。

【まとめ】アクリル絵の具で自分だけのアート時間を楽しもう
アクリル絵の具を使ったアートのやり方を紹介してきました。
メディウムはとても便利な物なので一度使うとクセになります。
高度なテクニックを使わなくても、おしゃれなアートが完成します!
ぜひ、 楽しみながら、遊ぶ感覚でアートを生活に取り入れてください。
- アクリル絵の具は失敗しても修正できるので、初心者に最適
- 最初は100均でもOK、慣れたらメーカー品で色の違いを楽しもう
- メディウムを使えばテクニックいらずでいろいろ遊べる
アクリル絵の具は、誰でもアーティストになれる魔法の画材です。
「上手に描こう」とする必要はありません。
色を選び、筆を動かすそのプロセス自体が、忙しい日常から離れる贅沢な時間になります。

ぜひあなただけのお気に入りの技法を見つけて、最高のアート時間(癒やし)を楽しんでくださいね!
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猫を愛するアクリル画家、松井京丸です。
2匹の愛猫と暮らしながら、癒しをテーマにした絵を描いています。