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こんにちは!
猫を愛するアクリル画家、松井京丸です。
↑『夜空を飛ぶ猫』
アクリル絵の具は水溶性ですが、乾くと瞬時に固まるのが特徴です。
そのため、 筆が固まってしまうことは誰でも経験するトラブル ですよね。
いざ描こう!と思ったときに、使いたい筆が固まっていたら
それはそれはストレスですよね!

今回は、アクリル絵の具で筆が固まったときの対処法、固まらないようにする予防法について詳しくていねいに紹介していきます。
このような方のお役に立てる記事になっています。
それでは、よろしくお願いします。
アクリル絵の具で筆が固まる原因を理解しよう
アクリル絵の具で筆が固まったときの対処と予防をしていくために、
そもそもなぜアクリル絵の具で筆が固まるのか理解しておきましょう。
アクリル絵の具の特性
アクリル絵の具で筆が固まった原因は、 アクリル絵の具の特性が大きく関係 しています。

筆の洗い方の問題
アクリル絵の具は速乾性と耐水性が特徴なので、
アクリル絵の具を使った筆もそのままにしておくとすぐに固まってしまいます。
たとえ洗っていても、きちんと洗えていなかった場合も同様です。

製作途中・制作場所の影響
絵の制作中は、アクリル絵の具のついた筆は、描いているもの以外は
水バケツに入れておくのが基本です。
次にすぐ描くからと、絵の具がついた状態で置いておくと あっという間に固まってしまいます。制作場所の環境も、筆の乾燥に影響を与えます。

アクリル絵の具で 固まった筆を復活させる方法
では実際に、アクリル絵の具で筆が固まったときの対処法を見ていきましょう。
STEP1:ぬるま湯+石けんでやわらかくする
- ぬるま湯に筆をつけます。
- 中性石けん(ハンドソープでも可)をつけていきます。
- 毛先を優しく揉む。
- 固まった絵の具が溶けて毛先が復活する。
強くこすりすぎると毛が抜けるので、優しく揉むみます。
STEP2:重曹+お湯で自然にやわらかく
- お湯に少量の重曹を溶かし、水を足してぬるま湯にします。
- 筆を浸けて数分放置すると、固まったアクリル絵の具が徐々に柔らかくなります。
■↓アクリル絵の具で固まった筆をぬるま湯と石鹸で洗った状態。まだ取れないアクリル絵の具が付着しています。
■↓重曹+お湯につけたあと、もう一度お湯と石鹸で洗った後の状態。かなり落ちましたが、頑固に固まっているものまでは落とせませんでした。
ほぐしても絵の具は取れませんでした!
STEP3:専用クリーナーで復活
アクリル絵の具の筆専用のクリーナーを使います。
「ターナー ブラシクリーナー」や「ホルベイン スーパーマルチクリーナー」などがあります。
●ターナー ブラシクリーナー:リンス入りで穂先を傷めにくくなっているタイプ。
●ホルベイン スーパーマルチクリーナー:固まった筆も浸け置きにより再生できるとの表記あり。
■↓アクリル絵の具を使った筆の洗い方についてまとめた記事はこちらです。
【緊急事態】「乾燥しすぎて硬化した筆」は復活できる?!
アクリル絵の具は完全硬化するとほぼプラスチック状態になってしまいます。
普通のぬるま湯や石鹸だけでは復活しない可能性が大です。
でも諦める前に、まだ試せる方法はいくつかあるので、試してみましょう。

専用ブラシクリーナーで復活を試す
- 「ターナー ブラシクリーナー」や「ホルベイン スーパーマルチクリーナー」など、アクリル絵の具専用の溶剤を使う
- 硬化した絵の具でも、数十分~数時間浸けることで毛先がほぐれることがある
アルコール(イソプロピルアルコール)で溶かす
完全に硬化したアクリル絵の具は水溶性ではないのでアルコールで柔らかくする。
- 筆の毛先が浸かる程度にアルコールを入れた容器に入れる。
- 10~30分ほど放置。
- 毛先を軽く揉みつつ、お湯と石鹸で洗う。
■↓アルコールに10分浸して、お湯と石鹸で洗った状態です。固まったアクリル絵の具がポロポロと取れました。完全にとは言えませんが、かなりキレイになりました。
最終手段としてカットする
- 毛先が完全に固着して復活が難しい場合は、固まった部分だけカットして残りを再利用
- 短くなった筆でも、細かい作業や細線描きに使えることが多い

アクリル絵の具で固まった筆:復活の工程写真

(1)アクリル絵の具が完全に固まった状態の筆。カチコチでした。
(2)お湯と石鹸で洗った後の状態の筆。かなり長時間洗いましたがこの状態。
(3)お湯に重曹を溶かした液に浸けて、その後お湯と石鹸で洗った筆。あきらめていた固まった絵の具が少し取れました。
(4)そこからさらにアルコールに10分浸けて、お湯と石鹸で洗った筆。固まっていたアクリル絵の具がポロポロとれて驚きました。
専用クリーナーを使わずに、こんなにキレイになったことは驚きです! しかし、かなり時間を要したので、 この労力はもう使いたくないな~というのが正直なところです。 予防が大事だな~としみじみ思いました。
アクリル絵の具を使った筆が固まらないための予防策【重要】
アクリル絵の具を伝った筆が固まってしまってから苦戦するよりも、
固まってしまわないように予防するのが賢明です。
制作中の筆は水入れにさす
制作中はつい描くことに夢中になってしまい、
アクリル絵の具がついた筆をそのままパレットの端に放置してしまったり…
ありがちです!
でももう今日からそれはきっぱりやめましょう。
今現在、手に持って描いている筆以外はすべて水入れにさしておくのです。
そうしておけば筆に着いたアクリル絵の具が固まるのを防げるので、
あとからでも 石鹸とぬるま湯で、すんなりとアクリル絵の具を落とすことができます。

描き終わったらすぐに洗う
制作を終えたら、アクリル絵の具のついた筆だけでなく、すべての物品をすぐに洗いましょう。
ここで放置してしまうと、うっかりそのまま忘れてしまったり、
めんどくさくなってしまいます。
おかげで、すぐに片付けるクセがつきました!
毛先を整えて保管
洗ったら毛先を整えて、陰干しをしてしっかりと乾かします。
水分が残ったままだと、カビや筆の損傷の原因になってしまいます。
穂先は下に向けて乾かすのが良いです。
水分が軸の方にいくと、そこから壊れたりすることもあるからです。
■↓100均セリアにて購入したブラシスタンドです。メイクブラシ用で売っていたのですが、これがとても便利でお値段以上です!100均で見かけたら試してみてください。

アクリル絵の具で筆が固まったとき【Q & A】

Q1:固まった筆はもう使えない?
A:復活が可能な場合もあります。
半乾きくらいなら、ぬるま湯+石けん、重曹、アルコールなどで元に戻すことは可能です。
完全に乾いて硬化してしまうと、やっかいです。
ある程度なら、ぬるま湯+石けん、重曹、アルコールなどで元に戻せます。
あるいは専用クリーナーを用いるか、固まりの部分だけカットして残りを再利用するなどを検討しましょう。
Q2:筆がすぐ固まるときの対策は?
A:描き終わったらすぐに水バケツに入れる。
制作途中は、今現在描いている筆以外は水バケツに入れるようにしましょう。
そして、描き終わったらすぐに洗いましょう。

Q3:どの筆でも復活できる?
A:ナイロン筆や合成毛筆は復活しやすいです。
動物毛(コリンスキーなど)は慎重に洗わないと毛抜けしやすいので注意です。
■↓アクリル絵の具におすすめな筆を紹介した記事はこちらです。
まとめ
アクリル絵の具を使った筆が固まったときの対処法について見てきました。
実際に、アクリル絵の具で固まってしまった筆を用いて
お湯+石鹸、重曹、アルコールなどで試しました。
固まらないようにする予防法についても紹介しました。
見ていただいたように、アクリル絵の具で固まってしまった筆は
一度乾いてしまうと、それを 落とすのには大変な労力と時間が必要 です。
これは、せっかくの制作時間も減ってしまいますし
とても、もったいないです。
アクリル絵の具が着いた筆を固まらないようにする予防がとても重要です!

アクリル絵の具で筆が固まるストレスをなくして
楽しい絵描きライフ を送りましょう!
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