こんにちは!
元看護師のアクリル画家、松井京丸です。
2匹の愛猫と暮らしながら、癒しと解放をテーマに制作活動をしています。
↑『瞬きのあいだ』(アクリル絵の具)
猫のしなやかな動きや、吸い込まれそうな瞳。
ふわふわの毛並みや、ピンとたったしっぽ、丸くなって寝る姿…。そんな猫の魅力を「絵」として手元に置いたり、自分でも描いてみたいと思ったことはありませんか?
本記事では、毎日アクリル絵の具を扱うプロの画家としての知見と、
元看護師ならではの実験的・科学的な視点、
さらには、猫飼い歴25年の経験も踏まえて、
猫の描き方を学べる技法書から、眺めるだけで癒やされる絵本、共感が止まらないエッセイまで、猫の絵を堪能できる本を厳選してご紹介します。
- 猫の絵を描きたい人のための描き方本3冊紹介
- 猫で癒されたい人のための絵本4冊紹介
- 猫について知りたい人のためのエッセイ本3冊紹介
さらには、 猫を本で「描く・観る・読む」ことの魅力、実際に本を読んで得られる体験と選び方のコツ についても網羅しています。
この記事を読めば、あなたの猫ライフをより豊かにする運命の1冊が見つかるはずです。
猫の絵を本で楽しむ3つの魅力|癒しと学びが詰まった世界
猫の絵が描かれた本を開くことは、単に情報を得るだけではなく、日常に「究極の癒やし」を取り入れることでもあります。
写真とはまた違う、描き手の「猫への愛」がフィルターを通して伝わってくるのが絵の本の醍醐味です。
写真では見えない「猫の体温や質感」が伝わる
写真は一瞬を切り取りますが、絵は作者が「ここが可愛い!」「ここが猫らしい」と感じた部分を強調して描きます。
毛の柔らかさや、喉を鳴らしている時の空気感など、作者のフィルターを通すことで、実物以上に「猫らしさ」が凝縮されて伝わってくるのが魅力です。

「静止」しているからこそ、骨格や動きを深く観察できる
動いている本物の猫をじっくり観察するのは至難の業ですが、本の中の絵は逃げません。
技法書であれば、プロが分析した「猫の関節の曲がり方」や「寝ている時のフォルム」が理論的に描かれています。

デジタルにはない「紙の質感と没入感」
スマホの画面で見るのとは違い、本には紙の厚みやインクの匂い、手触りがあります。
「所有している」という満足感と、絵の世界にどっぷり浸かる贅沢な時間は、本ならではの特権です。
猫の絵の本って、ページをめくるだけでその子の鳴き声や体温まで伝わってくるような気がして、本当に不思議な力がありますよね。写真の猫ももちろん魅力的です!
だけど自分が描いた猫や、絵本の猫は、その子の個性全開で可愛さ10倍増しです。
その子の特徴や、猫ならではのポーズを最大化できるのも絵の醍醐味ですね。

【描きたい人へ】初心者でも猫の絵が描ける技法書3冊
「うちの子を描いてみたいけれど、どうしても上手くいかない……」
そんな悩みを持つ方にこそ、プロの視点が詰まった技法書がおすすめです。
■↑我が家にある猫関連の技法本。
『獣医さんがえがいた動物の描き方』(著:鈴木真理)
骨格から学べる、デッサンの基本がわかる本です。
『獣医さんがえがいた動物の描き方』の著者は、絵を描く獣医さんです。
そのため、動物の表面的な可愛さだけではなく、骨格や筋肉や習性にも則って描く方法をたくさんの図解で示してくれています。
猫だけでなく、犬や馬、うさぎ、トラなど様々な動物がたくさん取り上げられています。
猫の絵が「なんとなく不自然」に見える原因の多くは、骨格の理解不足にあります。
優れた技法書は、表面の毛並みだけでなく、中の骨や筋肉がどう動いているかを丁寧に解説してくれます。

●↓『獣医さんがえがいた動物の描き方』
『ねこいろえんぴつ』(著:なかむらけんたろう)
猫のフワフワとした質感も、画材の特性を活かすことで劇的にリアルになります。
猫の柔らかさを表現するのに、色鉛筆はピッタリの画材ですね。
色鉛筆の繊細なタッチは、猫の毛並みを表現するのに最適です。
この本では、たくさんの種類の猫ちゃんが登場するので、眺めているだけでも満足できます。
●↓『ねこいろえんぴつ』

『ねこを描く』(著:リカ&ピズ)
様々な技法で猫を描く猫好きのための猫の本 です。基礎のデッサンから始まり(もちろん猫のデッサン)
猫のパーツ練習、鉛筆で描く、色鉛筆で描く、ペンで描く、アクリル絵の具で描くまで
網羅した、猫を描きたい人必見の本です。
途中経過の画像がだくさん入っているので、とても理解しやすいのもポイント。

●↓『ねこを描く』
【癒やされたい人へ】大人も泣ける・笑える猫の絵本4冊
猫の絵本は、子供だけでなく大人の心をも深く揺さぶります。
猫が主役のストーリーは、時に切なく、時に勇気をくれます。
大切な人への贈り物としても、猫の絵本は非常に喜ばれるアイテムです。
■↑我が家の猫の絵本。
『ネコヅメの夜』(著:町田尚子)
町田尚子さんの絵本はたくさんあるのですが、この本を1番最初に読みました。
表紙から、もう引き込まれます。なんとも不敵な微笑みですよ。
さらに、絵本の中にはたくさんの猫たちが登場します。
猫好きにはたまらない萌えポイントが、その猫たちのポーズに現れています。
寝転んでいたり、足を上げて毛づくろいしていたり、振り返っていたり、窓の外を眺める後ろ姿、とことこ歩いていくお尻とピンとたてたしっぽ。
そんな猫たちを観ているだけで、ニヤニヤしてしまいます。

●↓『ネコヅメの夜』
『わたしのげぼく』(作:上野そら・絵:くまくら珠美)
主人公の白黒ハチワレ猫ちゃんの目線で語られる絵本です。
子猫時代からの猫生を描いています。
猫あるあるな話も、猫目線で語られてしまうと、猫好きにとってはもう正座して読みふけるしかありません。

●↓『わたしのげぼく』
『100万回生きたねこ』(作・絵:佐野洋子)
あまりにも有名すぎる絵本なので、あえて取り上げるまでもないのかなと言う気はしなのですが、でもやはり、取り上げないわけにはいかないなという気持ちになり、取り上げています。
最初に読んだ時の衝撃は忘れられません。
それなのに、再び読んでもまた同じようにじんわりくるのです。
手元に置いておいて、時折読み返したくなる絵本です。
●↓『100万回生きた猫』
『てつぞうはね』(作・絵:ミロコマチコ)
登場する白猫のてつぞうくんが、うちの愛猫である白猫シエルに似ているので、すごく感情移入してしまいました。
「てつぞうはね」と連呼しまくっているのが、たまらなく猫愛を感じさせます。
猫の日々の何気ない生活から、猫生について、考えさせられる1冊です。
●↓『てつぞうはね』

【深く知りたい人へ】猫への愛が溢れる愛猫エッセイ本3冊
猫との暮らしをユーモアたっぷりに描いたエッセイは、飼い主さんなら「あるある!」と膝を打つこと間違いなしです。
■↑我が家にある猫エッセイ本。
『今日も1日きみを見てた』(著:角田光代)
もうタイトルからして、猫好きの核を言い当ててしまっています。
そうなんです。今日も明日も、きっと明後日も、きみのことをずっと見てしまうんですよ。
角田さんちにきた生後三か月のアメリカンショートヘアのトトちゃんのフォトジェニックな表紙も素敵です。
「この小さな生き物に心を砕き世話しながら、救われているのは自分の方かもしれない」(「今日も1日きみを見てた」より)そうなんです!
まさにそう!猫飼いたちがウンウンうなずく姿が見えてきます。
●↓『今日も1日きみを見てた』
『猫のいる日々』(著:大佛次郎)
著者の大佛次郎さんは、75年の生涯で500匹以上の猫を飼ったそうです。
うらやましすぎる!
猫の出てくる小説、童話、エッセイを集めた、読み応えのある1冊です。
●↓『猫のいる日々』
『猫にかまけて』(著:町田 康)
パンク歌手でありながら芥川作家でもある町田さんのフォトエッセイです。
テーブルに乗った愛猫をつまみに(?)日本酒を飲む町田さんの写真がサイコーにパンクで素敵です。
独特の語り口調で、愛猫との生活を綴った文章には、町田さんの猫愛が詰まっています。
●↓『猫にかまけて』

【実録】私が実際に猫の本を読んで感じた「絵」の力
もともと猫は大好きなのですが、猫の本との出会いによりさらに猫が描きたくなったり、愛おしくなったり、なくてはならない存在だと改めて感じることができました。
この章では、これまでの章で紹介した本とは別の本を紹介します。
度重なる引っ越しや、断捨離を乗り越えて、手元に残っている本です。
さらに、本選びで失敗しないリストも上げておきました。
■↑猫の絵の力で、我が家に居続けている本。
『はじめてのアクリル』(編:KAIGAN)
まずこの表紙の猫のアクリル画を見て、手に取りました!
「はじめて」というハードルの低いやさしい誘い文句に、この表紙の素朴な猫ちゃんです。
そりゃあ、手に取ります。
中には、この猫ちゃんの描き方はもちろん、これから初めてアクリル画を描く人のための道具の揃え方から、
色の作り方、色の重ね方、さらに遠近感を出す方法まで幅広く優しく解説してくれます。
猫の絵だけでなく、お花やスイーツ、果物、風景を描く手順も載っています。
紙以外の紙粘土やガラスにアクリル絵の具を塗る方法も載っていて、とても見ごたえがあります。
次はどんな絵を描こうかな?と思った時など、手に取ってパラパラめくると、ふんわりとアイデアが浮かんでくる本です。
●↓『はじめてのアクリル』
『風景デッサンの基本』(著:湯浅 誠)
これは猫の絵の本という訳ではないのですが、本の中でデッサンの練習を見守ってくれるキャラクターが「猫」なのです!
その猫がかわいくて、この本は手元に残っています。
質感ギャラリーというページでは、そのキャラクター猫がガラス、木、プラスチック、金属、布など様々な素材でデッサンされていて圧巻 です。風景デッサンの本ではありますが、デッサンの基本から載っているのでとても役に立ちました。

●↓『風景デッサンの基本』
猫の絵の本選びで失敗しないリスト
自分の目的や、好みを考慮して、
お気に入りの1冊を見つけましょう。
- 目的(上達したい ? 癒やされたい?知りたい?など)は明確か?
- 猫の絵のタッチが自分の好みに合っているか?
- 解説が丁寧かいいか、あるいはビジュアル重視か?
【Q & A】猫の絵と本に関するよくある質問

Q:絵心がなくても、技法書があれば猫を描けるようになりますか?
A:はい、描けるようになります。
最近の本は「なぞるだけ」のものや、図形を組み合わせて描く方法など、
初心者向けに工夫されているものが多いため、取り組みやすいです。
実際に書店や画材店などで、本を手に取って中身を見て、自分の描きたいものが乗っているか?
説明は分かりやすいか?絵は十分に乗っているかなど吟味して選びましょう。

■↓猫のバランスを整える3つのコツを解説している記事がこちらです。こちらもぜひ参考にしてみてください。
Q:プレゼントに猫の絵本を選ぶコツは?
A:相手が飼っている猫の種類に似たキャラクターが登場する本を選ぶと良いです。
自分の子と似ていると、特別感が出るもので、とても喜ばれると思います。

そして、友達の猫にそっくりな猫キャラを見つけると買っちゃいます!
これは、猫仲間あるあるだと思います!!
Q:猫の出て来る漫画でおすすめはありますか?
A:たくさんありますよ!
『しろねこ荘のタカコ姐さん』(胡原おみ):白猫のいちごちゃんとオネエのタカコ姐さんとアパートに暮らす住人たちとのドタバタ人情ストーリー。とにかく、いちごちゃんが可愛くてたまらない。
『まめきちまめこニートの日常』(まめきちまめこ):2匹の猫(タビとマメ)と暮らすほのぼのすぎる日常を描いた漫画。猫をはじめ動物の描き方が独特で、共感しかない。例えば、これから寝るというときはナイトキャップをかぶっていたり、出かけるときは帽子をかぶっていたり。猫たちはもちろん、身の回りの魅力的な登場人物たちとのやりとりも絶妙。
『猫街盆栽店』(池野みじこ):商店街の奥にある盆栽展は昼夜問わずに営業中。2人の青年と2匹の猫が交代で、心に寄り添う盆栽を提供しています。それだけでも十分、魅力的な作品なのですが、さらにこの青年と猫には秘密があるのです。

●↓『しろねこ荘のタカコ姐さん』
●↓『まめきちまめこニートな日常』
●↓『猫街盆栽店』
【まとめ】お気に入りの「猫の絵の本」で日常をもっと豊かに!
今回の記事では猫の絵の本について、描きたい人、癒されたい人、知りたい人、という3つの視点から選んだ本を10冊。
さらに猫の絵の力を感じた本2冊もプラスで紹介させていただきました。
猫の絵の本は、単なる紙の束ではなく、私たちの心を整えてくれる大切なパートナーです。
描くことで猫を深く知り、観ることで心を癒やし、読むことで共感を得る。

- 猫の絵を描きたい人のための描き方本3冊紹介
- 猫で癒されたい人のための絵本4冊紹介
- 猫について知りたい人のためのエッセイ本3冊紹介
- 絵の力を感じた猫の本2冊紹介
この記事で紹介した本以外にもまだまだ素敵な猫の絵の本はたくさんあると思います。 猫アンテナを猫のしっぽにようにピン!と張って、新たな猫の絵の本を発掘したいと思っています。
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