アクリル絵の具を使って絵を描くとき、
「もっと キラキラした透明感ある光を表現 したい」
「モチーフに 立体感をだして、命を吹き込みたい 」
そう思ったことはありませんか?
実は、アクリル絵の具で”光”を描く方法には、大きく2つあります。
- ひとつは、猫の目や静物など「モチーフに光と影を与える」こと。
- もうひとつは、木漏れ日や天使のはしごなど「光そのものを描く」こと。
この記事では、その両方を実例を交えて解説します。
こんにちは!
元看護師のアクリル画家、松井京丸です。
2匹の愛猫と暮らしながら、癒しと解放をテーマに制作活動をしています。
実は、光の描き方にはちょっとした順番とコツがあるんです。

本記事では、毎日アクリル絵の具を扱うプロの画家としての知見と、
元看護師ならではの実験的・科学的な視点もふまえて、
立体感と透明感あふれるアクリル絵の具での「光」の描き方のコツを分かりやすく解説します。
この記事を読めば、アクリル画を描く時に「光」を自在に操れるようになり、作品に命が吹き込まれたような感動体験ができます。
プロのテクニックを取り入れて、あなたの作品をよりドラマチックに変身させましょう。
【理由】アクリル絵の具が「光」を描くのに最強なのはなぜ?
アクリル絵の具が「光」の表現に向いている理由を紹介します。
アクリル絵の具の『耐水性』が光の描き方で最大のメリット
アクリル絵の具で光を描く最大の利点は、『乾けば耐水性』という性質を活かせる ことです。
油絵の具のように下層を侵食せず、何層もハイライトを重ねられるため、グレーズ(透明色重ね)、ドライブラシ(かすれ表現)、ウェットオンドライ(乾燥後の重ね塗り)といった様々な技法を自由に組み合わせて『光の層』を作ることができます。

メディウムの活用で光の描き方の幅が広がる
アクリル絵の具は水だけで多彩な表現ができますが、メディウムを活用するとさらに可能性が広がります。
例えばグラデーションをつけた、ゆるやかな光の表現のときには、アクリル絵の具の乾燥を遅らせることのできるメディウム「リターダー」が役立ちます。
遠くから差し込む光の筋の表現では、「グロスメディウム」でアクリル絵の具を薄めて描くと、透明感のある光の表現が出来ます。
■↓何かと使えるメディウムを8種類紹介しています。ひとつひとつ使い方と仕上がり画像を掲載していますので、参考にしてください。
【基礎】アクリル絵の具で「光」を描くために必須の知識
アクリル絵の具で光を描く際、まず大切なのは「光の種類」を意識することです。
- 物が見えるための3つの要素
- 絵画における「光」の種類5つ
- キャンバス上での「光」の見え方
物が見える時の「3つの要素」って?
色を見るための3つの要素とは「光源(太陽や電球)」「物体(モチーフ)」「人間の目(視覚)」です。
絵を描くという行為は、この3つの要素のつながりをシミュレーションすることとも言い換えられます。
- 光源 (Light Source): 太陽、電球、あるいは窓からの光。光には「色(色温度)」と「強さ」がある。
- モチーフ (Object): 光を受け止める存在。物体の形や表面の質感によって、光をどう反射させるかが決まる。
- 人間の目 (Observer): モチーフが反射した光を受け取る装置。脳がその反射光を「色」や「形」として解釈する。
光には種類がある?(光をモチーフに描く)
- ハイライト(Highlight): 光が最も強く当たっている点。
- ハーフトーン(Halftone): 物体本来の色が見える部分。
- 陰 (Shade): 物体自体の「陰」。一番暗い部分。
- 反射光(Reflected Light): 地面や周りからの照り返し。
- 影 (Shadow):物が光を遮り、地面や背景に映る暗い形。
モチーフの上で起きる「光の変化」。
一つの光源から光が当たったとき、モチーフの上には決まったパターンの明暗が現れます。
これを意識するだけで、絵の説得力が劇的に変わります。
1. ハイライト (Highlight):もっとも明るい部分
光源が直接反射している、最も明るい所です。。
- 役割: 物の質感(ツルツルしているか、ふわふわしているか)を表現する。
- コツ: 真っ白を置くのはここだけ!周囲との境界を少しだけぼかすと、眩しさが表現できます。
2. ハーフトーン( Halftone):物の本来の色
直接光が当たっている、その物の本来の色(固有色)が一番きれいに見えるエリア。
- 役割: モチーフの「色」そのものを伝える。
- コツ: ハイライトから影に向かって、なだらかに色が変化していく様子を丁寧に描こう。
3. 陰 (Shade): 物自体の暗い所
モチーフ自体の、光が当たっていない暗い部分。
- 役割: 物体の「重み」や「ボリューム」を感じさせる。
- コツ: 単なる黒ではなく、少し深みのある色を使うのがプロの技。
4. 反射光 (Reflected Light):空間の照り返し
地面や周りの壁に当たった光が、影の部分に跳ね返ってきているわずかな明るさ。
- 役割: これを描くことで、物体がその空間に「置かれている」という空気感が生まれます。
- コツ: 「陰」の中に描くものなので、決して明るくしすぎないことが鉄則です。
5.影(Shadow):地面に落ちる影
モチーフが光を遮ることで、床などに落ちる影。根元が一番暗く、遠くにいくほど淡い。
モチーフに一番近い部分(例えば猫の足が床に触れている場所)は、光が全く入り込めないから一番暗くなります(これを「接地面の影」と呼んだりします)。
そこから離れるにつれて、周囲の光が回り込んで影はだんだん淡くなっていきます。

シエルの丸みや、癒やしの空間の奥行きがもっと豊かに表現できるんです!
キャンバス上の「光」の見え方は?(光そのものを描く)
キャンバスの上では「散乱」「コントラスト」「エッジ(境界線)」という3つの要素が重要な働きをしています。
本来、「光」は目に見えないものですが、 空気中の微細なチリや湿気に反射することで、その「道筋」が見える ようになります。
「光そのもの」を強調したいとき、一番大事な働きをするのは実は「影」との「コントラスト」なんです。
そして、光が物質に当たったり、隙間から漏れたりするときの「エッジ」の扱いが、光の質感を決めます。
「散乱」は、筆の使い方を工夫することで「光」の表現が可能になります。
こうして分解して、言葉だけを見ていると難しく感じるけれど、これを踏まえて、実践で絵を描いてみると理解が進みます!
【基本編】アクリル絵の具で球体に「光」を描いて立体的にするステップ
光を際立たせるためには、実は「影」をどう描くかが鍵を握っています。
ここでは、初心者さんでも失敗しない5ステップをご紹介します。
- 光の種類を意識して球体を立体的に描く
- ハイライトを入れるベストタイミング
■↑「球体に光を入れて立体的にする」完成図。

ステップ1:球体の「光と影」の色を作る
球体に使用する色は、明るい順に「ハイライト→ライトが当たっている明るい所→ハーフトーン→反射光→陰→影→モチーフの根元」になります。
それらの色をあらかじめ作っておきます。
さらに背景になる色も作っておきましょう。
ここからは実技として、『ハイライトとハーフトーンの中間にある明るい部分=ライト(明部)』も含めて、より細かく分解していきます。
ハイライト
一番明るい点
ホワイトのみ
ライト
ライトが当たっている所
ホワイト:ブラック=1:0.5
ハーフトーン
物体そのものの色
ホワイト:ブラック=1:1
反射光
周りからの照り返し
ホワイト:ブラック=1:1.5
陰(シェイド)
物体の光が当たらない所
ホワイト:ブラック=1:2
影(シャドウ)
物体が光を遮ってできる影
ホワイト:ブラック=1:3
モチーフの根元
接着面の影
ブラックのみ
背景
ホワイト:ブラウン=1:1
※ホワイト=チタニウムホワイト、ブラック=オキサイドブラックを使用。

●アムステルダム(今回、球体で使用したアクリル絵の具)
●リキテックスプライム(背景の色で使用しました)
ステップ3:光の当たる方向を決め、「陰(Shade)」と「ライト」を描く
- 光が当たる方向を決めます。(今回は左上としました)
- 光の当たる反対側には、物体自体の「陰(Shade)」を描きます。陰は、ハーフトーンよりも暗い色で塗ります。
- ハーフトーンを置いて、境目をぼかします。
- 光が当たっている範囲には「ライト」を描きます。ライトは、ハーフトーンよりも明るい色で塗ります。
- ライトとハーフトーンの境目をぼかします。
ステップ4:「反射光」と「影 (Shadow)」を加えて、立体感を出す
- 地面や周りからの照り返しである「反射光」を、陰の中に描きます。反射光は、陰よりも少し明るい色で塗ります。
- 物が光を遮り、地面や背景に映る暗い形である「影 (Shadow)」を描きます。影は、陰よりもさらに暗い色で塗ります。
- モチーフの根元に接着面の影を入れます。
ステップ5:仕上げのハイライト
最後に、最も光が強い場所を定義して、作品を完成させるます。
光が当たっている側の中でも、一番明るい場所に向けて少しずつ明るい色を塗り重ねます。
最後に、最も光源に近い一点に、水分を少なめにした「硬めの白」をチョンと置きます。

■↓「白色」のアクリル絵の具について詳しく解説しています。「白色」の種類、選び方、使い方など、重要な「白色」を使いこなすための情報をまとめました。ぜひ参考にして下さい。
【応用編:猫の目】アクリル絵の具での「生きた光」の描き方
■↑上瞼が作る影と瞳孔のハイライトがわかりやすい、我が家の長男シエルの写真です。
球体の描き方で学んだ「光と影のロジック」を応用して、猫の目を立体的かつ魅力的に描く3ステップをご紹介します。
猫の目は、まさに「小さなガラスの球体」のような構造をしているので、基本の考え方がそのまま活かせます。
- 土台の形にハーフトーンを入れる。
- 上瞼の影で奥行きを出す。
- ハイライトと反射光で命を吹き込む。
猫をモチーフにする場合、 光の描き方一つで「生きている感」が大きく変わります。
特に瞳のハイライトは、その猫の性格まで映し出します。
ステップ1:土台の形と「ハーフトーン」
- 猫の目の形(アーモンド型など)を描きます。
- 猫の目の本来の色(グリーン、イエロー、ブルーなど)で均一に塗ります。これがハーフトーンとなり、目のベースカラーになります。
- 同時に、瞳孔(中央の黒い部分)の位置も決めて塗りつぶしておきましょう。
-
ポイント: まだ影は入れず、平面的で構いません。きれいな色を置きましょう。
ステップ2:上まぶたの「影 (Shadow)」と奥行き
猫の目は奥に引っ込んでいるため、上まぶたによって、目の上の部分に暗い「影 (Shadow)」が落とされます。
この影を、ハーフトーンより暗い色で、目の上部にアーチ状に入れます。
-
ポイント: この影を入れることで、目が奥に配置されている立体感と、まぶたの厚みが表現されます。瞳孔の上部もこの影に少し隠れるようにすると自然です。
ステップ3:「ハイライト」と「反射光」で生命を吹き込む
- 最後に、最も重要な光の要素を加えます。光が当たっている側に、最も明るい白でハイライトを入れます。これで一気に「濡れた質感」と「生命力」が生まれます。
- さらに、影(Shadow)の反対側、目の下部に、地面や周囲からの反射光を、ハーフトーンより少し明るい色(または背景の色を少し混ぜた色)でふんわりと入れます。
-
ポイント: ハイライトは瞳孔と少し重ねると、より生き生きして見えます。反射光を入れることで、目の「丸み」と「透明感」が強調されます。
ぜひ試してみてくださいね!
■↓猫の全身の絵を描きたくなったら、こちらの記事を参考にしてください。順を追っていくだけで、かわいい猫の絵を描くことが出来ます。
【応用編:風景画】アクリル絵の具で「光そのもの」のドラマチックな描き方
自然界には、 心を動かす特別な光 がたくさんあります。
これらを表現できるようになると、作品の物語性が一気に高まります。
- 幻想的な木漏れ日の描き方
- 神々しい「天使の梯子」の表現
幻想的な「木漏れ日」を表現する筆使い
木漏れ日は、葉の間から漏れる不規則な光の粒です。
すべてを均一に描かず、あえて形を崩すことで自然な光を表現できます。
1. 「暗い土台」でコントラストを作る
まずは、光を際立たせるための「影」の部分を先に作るのがコツです。
-
やり方: 木の葉の重なりや、地面に落ちる影を、少し暗めの色(ディープグリーンやバーントアンバーなど)で塗っておく。
-
ポイント: ここでしっかり暗い部分を作っておくと、後で乗せる光がパッと浮き出てきます。
2. 「ぼかした光」で空気感を出す
次に、いきなり強い光を描かずに、周囲に漏れ出す光の広がりを描きます。
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やり方: 白に少し黄色や青(背景で使った色)を混ぜた色を、筆に取ったら、キッチンペーパーで押さえてカスカスの状態にします。それを光の筋(チンダル現象)にスッと引いていきましょう。
-
ポイント: 輪郭をきっちり描かずに、わざとかすれたようにすることで、光が空気に反射してキラキラしている様子を再現できます。
3. 「鋭いハイライト」で焦点を絞る
最後に、最も光が強く当たっている「中心点」を描き込みます。
-
やり方: ほぼ原色に近い白(チタニウムホワイト)を筆先に少しだけ取り、ステップ2で描いた光の層の「中心」に、点を描くように置く。
-
ポイント: 全部を明るくするんじゃなくて、数箇所だけ「一番明るい点」を作ることで、視線が誘導されて、本物の木漏れ日のような眩しさが生まれるよ。

光の通り道にある小さな塵や水滴などに光が当たり、四方に散乱することで、本来見えない光の「筋」がはっきりと見えるようになる現象です。木漏れ日や、暗い部屋に差し込む光線などでよく見られます。
神々しい「天使の梯子」を描くためのボカシ技術
雲の間から光の筋が降り注ぐ「天使の梯子」は、境界線を優しくぼかすのがポイントです。
ドライブラシなどの技法を使うと、空気感のある光が描けます。
雲の切れ間から差し込む光の筋は、荘厳で、まさに「癒やし」の極致のような風景。
これをアクリル画でドラマチックに表現するための具体的なコツを3つに絞って紹介します。
1. 雲を「光の遮蔽物(しゃへいぶつ)」として捉える
一番のコツは、「光を描く前に、影を描く」ことなんだ。
- 雲の役割: 天使のはしごは、分厚い雲(通常は積乱雲や高層雲)が太陽の光を遮ることで生まれる。つまり、雲自体はかなり暗い影の部分(シェイド)を持っている必要があるんだ。
- 具体的な描き方:
- まず、空全体のベース(青やグレー)を塗る。
- その上に、光を遮るための雲を描く。この時、雲の下側や中心部は、かなり暗いグレーやブルーグレーで、しっかりと「重さ」と「暗さ」を出すのがポイント。
2. 「薄めた白」で光の道筋を引く
不透明な白をそのまま塗るのではなく、透明度を高くして塗るのが最大のコツだよ。
-
やり方: ホワイトに「グロスメディウム」や多めの水を混ぜて、透けるくらいの薄さにする。それを平筆や扇形筆に取り、光源(雲の切れ間)から放射状に、一気にスッと筆を動かして線を引く。
-
ポイント: 筆圧を最後の方で抜くようにすると、光が地面に向かって溶け込んでいくような自然な表情になります。
3. 「起点」を一番明るく強調する
光が漏れ出している「根本」の部分に、最も強い光を置きます。
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やり方: ステップ2で引いた線の起点(雲のすぐ際)に、水気の少ない真っ白な絵の具を、点や短い線でポンと置く。
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ポイント: 光の筋全体を明るくするのではなくて、出発点だけを強く光らせることで、奥行きと眩しさがグッと強調されます。
猫ちゃんたちが、天使のはしごの下で遊んでいるシーンなんて、想像するだけで素敵! アクリル画なら何度でも重ね塗りして修正できるから、恐れずに光の筋を引いてみてね!
【実録】アクリル絵の具での光の描き方で初心者にありがちな失敗と解決策
やってしまいがちな失敗は、改善策を知っておけば安心です。
- 色が濁ってしまった!
- どこが1番光っているかわからなくなった!
- モチーフが浮いてみえる!
失敗1:色が濁って絵がぼんやりしてしまった!
原因
初心者のうちは、明るい場所には「白」、暗い場所には「黒」を混ぜて色を作りがち。
でもこれをやると、色が濁って「癒やし」の透明感が消え、泥っぽい印象になってしまいます。
改善策
明るい場所: 白だけでなく「ごく少量の黄色やオレンジ」を混ぜてみて。光の暖かみが出ます。。
暗い場所: 黒の代わりに「補色(反対の色)」や「深い青・紫」を混ぜる。これで影の中に「色」が残り、プロっぽい深みが生まれます。
■↑簡易的色相環。向かい合う色が補色の関係です。
失敗2:どこが1番光っているのかわからなくなってしまった!
一生懸命、描いているうちに、見失ってしまうことがあります。
原因
光らせたい一心で、明るい色を広く塗りすぎてしまうパターン。ハイライトが大きすぎて、どこが一番光っているのか分からなくなり、逆に質感がマット(ツヤ消し)に見えてしまう。
改善策
「最後の一点」まで我慢: 一番輝いているハイライトは、最後の最後に描きましょう!
最小限の面積で: 筆の先を使って、ピンポイントで「チョン」と置く。面積を小さくすればするほど、相対的に光は強く輝いて見えるのです。
失敗3:モチーフが画面から浮いているように見える!
描けば描くほど、浮いてくる!
原因
反射光を描き忘れて「切り絵」のようになる。
モチーフと地面の境界線をハッキリ描きすぎて、浮いて見えてしまう失敗も多いです。
モチーフの影側(陰)を一番端まで真っ暗に塗ってしまう。そのせいで、モチーフが背景から切り取られたように見えてしまう。
改善策
「端っここそ少し明るく」を意識::さきほどの球体で説明した「反射光」を、陰のギリギリ端っこに細く入れる。
地面の色をほんの少しだけ陰に混ぜることで、 モチーフがその場所に「座っている」という説得力 が出ます。
【Q & A】アクリル絵の具での「光」の描き方でよくある質問
アクリル画を始めたばかりの方にとって、光の表現は「センス」が必要だと思われがちだけど、実は論理的なコツを知るだけで劇的に変わる部分なんです。
「初心者さんが特につまずきやすい3つの疑問」とその回答をまとめました!

Q1. 光の筋やハイライトを描き足したら、下の色が溶けて濁っちゃったんですが?
A.アクリル絵の具の「完全乾燥」を待つのが最大のコツ!
下の色が溶け出してきたのは、先に塗った絵の具が完全に乾燥していなかったから。アクリル絵の具は「乾けば耐水性になる」のが最強の武器です。
光を描くのは、下の色が指で触ってもつかないくらい完全に乾いてからにしましょう。

Q2. キラキラした光を描きたいのに、ただの『白い汚れ』みたいに見えます。どうして?
A.「光の周り」を一段暗くして、コントラスト(対比)を作ってみて!
「光」が光って見えるのは、周囲が暗いからなんです。
明るいキャンバスの上に白を乗せても、それは「光」としては認識されません。
光らせたい場所の周りに、少しだけ濃い影の色を置いてみてください。
暗い色との境界線に白を置くことで、対比効果により、脳が勝手に「眩しい!」と錯覚してくれるようになります。
異なる色を並べた際、それぞれの色が影響し合い、単独で見る時とは違って見える現象です。例えば、補色同士を並べると鮮やかさが増す「彩度対比」や、明るい色の隣で暗い色がより暗く見える「明度対比」などがあります。
Q3. 夕暮れの光や、木漏れ日の『色』はどうやって選べばいいの?
A.真っ白を使わず、少しだけ「その場の空気の色」を混ぜよう!
初心者さんは「光=白」と思いがちだけど、自然界の光に真っ白はほとんどないのです。
夕暮れ: 白に少しだけオレンジや赤を混ぜる。
森の光: 白にほんの少し黄色や、反射した緑を混ぜる。
パレットの上で、白にほんの少しだけ『温かい色』を足すだけで、絵に体温が宿ります。

【まとめ】アクリル絵の具なら「光」の描き方はもっと自由になる
アクリル絵の具は、何度でもやり直しができる素晴らしい画材です。
最初は難しく感じる「光の表現」も、ステップを踏めば必ず描けるようになります。
まずは身近な「光」を観察することから始めてみてください。
あなたの描く「光」が、誰かの心を癒やす一枚になることを応援しています。
最初は「失敗しちゃいけない」と緊張して筆が止まりがちになるかもしれません。 でも「アクリルなら乾けば何度でも光を上書きできるから大丈夫!」 安心して光の表現にチャレンジしてくださいね!
このブログでは、アクリル絵の具と猫の絵に関することをやさしく簡単に紹介しています。
また、YouTubeではわかりやすく動画でご覧いただけるように工夫しています。
よろしくお願いします!
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結論から言うと、「光と影の仕組み」と「アクリル絵の具の特性」を理解することで、「光」の表現は初心者さんでも必ず出来るんです!