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こんにちは!
猫を愛するアクリル画家、松井京丸です。
↑『海辺の小島とシーニャンズ』(アクリル絵の具)

「アクリル絵の具で花を描きたいけれど、なんだか難しそう~」
「立体感が出せずに、のっぺりした絵になってしまう」
そんな風に悩んでいませんか?
アクリル絵の具は、水彩絵の具のような透明感や、
油絵の具のような重厚な表現も可能にする万能な画材です。
しかし、特性を理解しないまま描き始めると、すぐに色が乾いて修正が難しくなったり、
意図せず色が混ざりすぎてしまったりする失敗につながります。

この記事では、初心者さんにもわかりやすいように、
アクリル絵の具を5色だけと必要最低限の道具を使って絵を描く方法を解説しています。
まずは、 難しい理屈は無視して、手順通りに進めてみてください。
細かいことは抜きで、手順も簡単5ステップにまとめてあります。
この記事を読み終える頃には、あなたの花が生き生きとし始めるはずです。
楽しく、あなただけの素敵な花を描いていきましょう!
それでは、よろしくお願いします。
【準備】花を描くために必要なアクリル絵の具の色と道具の選び方
- 色が濁らない「基本の3色+白・黒」の考え方
- 花を描く際に必要な筆の種類と最適な選び方
- アクリル絵の具を描くのに必要最低限の道具
アクリル絵の具は準備がシンプルですが、この最初のステップで画材を間違えると、その後の描きやすさに大きく影響します。
特に「花」という繊細なモチーフを描く際には、筆や絵の具の選び方が重要です。
アクリル絵の具:5色だけ(白・黒・青・赤・黄)
■↑今回、使用したアクリル絵の具です。
アクリル絵の具で花を描く際、色を混ぜすぎると濁りやすくなります。
鮮やかな花を描くには、基本の3原色(赤、青、黄)と白・黒の「5色」だけでOKです。
色名
使用した絵の具
特徴
白
ターレンス・アムステルダム「チタニウムホワイト」
ひかりの表現、明るさの表現、他の色と混ぜて明度を上げる
黒
ターレンス・アムステルダム「オキサイドブラック」
かげの表現、暗さの表現、他の色と混ぜて明度を下げる
青
リキテックスプライム「ウルトラマリンブルー」
他の色と混ぜることであらゆる色を作り出す。混色して色調を暗くし、深みや影色を作る。温度感を下げる。補色はオレンジ。
赤
リキテックスプライム「ペリレーンレッド」
他の色と混ぜることであらゆる色を作り出す。温度感を上げる。補色は緑。
黄
リキテックスプライム「イエローミディアムアソ」
他の色と混ぜることであらゆる色を作り出す。混色で明度を上げる。温度感を上げる。混色に負けやすい。補色は紫。
多くの色を混ぜるのではなく、「色の純度を保つこと」が鮮やかさの鍵です。
例えば、赤系の花を描くなら、純粋な赤に白を加えて明度を調整する程度にとどめます。
影の部分も、黒をほんの少量混ぜて暗くします。
あまり数多くの絵の具を混ぜると濁ってしまいます。
●アクリル絵の具:リキテックスプライム(今回、使用したアクリル絵の具です)
●アクリル絵の具:ターレンス・アムステルダム(今回、使用したアクリル絵の具です)
筆:平筆(フィルバート)・丸筆・細筆
■穂先による表現の違い:左から、平筆、丸筆、ファン筆、フィルバート。
筆は大きく分けて、ベースや広範囲を塗るための平筆(フィルバート)と、
細かな線やハイライトを入れるための丸筆が必要です。
- 平筆: 毛先が平らで、大きな色面やベースとなる下塗りに使います。花びら全体を一気に色付けする際にも重宝します。
- 丸筆: 細部を描き込むのに使います。花びらのエッジや、雄しべ・雌しべなどの繊細な部分、サインを入れるのにも役立ちます。

■↑左から、インターロン・フィルバート10号、インターロン・丸筆10号、キャムロンプロ5/0。
商品名
理由
毛の弾力がちょうど良い、穂先が割れにくい、毛が抜けにくい
花を描く上で特に役立つ点
しなやかで花びらを描きやすい、細部の書き込みにも適している

細かい部分にはだんぜんキャムロンプロがよいです!
●筆:フィルバート(今回、使用した筆です)
●筆:キャムロンプロ(今回、使用した筆です)
パレットと水入れ:アクリル特有の乾燥対策も
■↑こちらは牛乳パックを洗って乾かして開いたものです。水入れは黄緑色の四角いもの(ダイソー)を筆洗い用に、透明コップを絵の具を溶く用として使っています。
アクリル絵の具の速乾性はメリットですが、パレット上で絵の具が固まると使いにくくなります。
- パレット: ペーパーパレットや牛乳パックパレットがおすすめです。固まりにくいように湿らせたウェットパレットというものもあり、手作りもできます。皿やアルミホイルでも構いませんが、こまめに絵の具を補充する必要があります。
- 水入れ: 筆を洗う用と、絵の具を溶く用(少量)の2種類を用意すると、色が濁るのを防げます。
■↑100均でも売っている化粧水スプレーに水を入れて、いつも手元に置いています。乾きそうになったパレット上の絵の具にスプレーしたり、グラデーション等を作る際に使用しています。

■↓アクリル絵の具に使用するパレットについて詳しい記事はこちらです。ウェットパレットの自作方法も掲載しています。気になる方は一度試してみてください。
支持体:紙・キャンバス・パネル
アクリル絵の具は、紙、木、布、キャンバス、プラスチックや石などほとんどの素材に描くことができます。
絵画の用途では、主に以下のものが使われます。
種類
特徴
画用紙
比較的安価で売っている場所も多く、手軽に描けて、練習には最適です。
水彩紙
水彩画を描く専用の用紙です。アクリル絵の具も水彩紙を使うのが理想です。
キャンバスボード
厚塗りをしたい場合や、重厚な作品を作りたいときに適しています。
パネル
木製パネルに水張りをしたり、または木のままの状態に描きます。本格的な作品作りにピッタリです。

●水彩紙:maruman vifArt A4 細目(今回、使用した水彩紙です)
【本番】アクリル絵の具で花を描く5色だけ5ステップ!
ここでは、初心者でも迷わない、失敗しにくい花の描き方を5つのステップで解説します。
この手順通りに進めれば、誰もが納得のいく立体的な花の絵に仕上がります。
- 背景→花→葉っぱ→陰影→仕上げ(ハイライト)の順序で描いていきます。
- アクリル絵の強み「重ね塗り」を活かして立体感を出します。
- 陰影とハイライトで、さらにプロっぽく仕上がります。
今回はアクリル絵の具5色のみを使って描いていきますが
混色により作る色は6色あります。
それに白そのままを使うハイライトを含めると
画面上には7色が乗ることになります。
こちらの詳しい色づくりについては、描く工程でも説明しています!
色名
使用箇所
混色方法
●スカイブルー
背景
青:白=6:1
●バニラホワイト
花びら
白:黄=10:1
●クリームイエロー
花の中心
黄:白=3:1
●ピスタチオグリーン
葉っぱ
黄:青:白=5:3:2
●ベイビーブルー
影(花びら)
白:青=6:1
●オリーブグリーン
影(葉っぱ)
基本の葉っぱの色(黄:青:白=5:3:2)に、黒を爪楊枝の先にちょっと触れる程度少量
※色名の前にある●の色はおおよそのイメージです。
■↑「参考資料」です。まったく同じに描いていくわけではありませんが、目安にする資料があると格段に描きやすくなります。
■↑今回、描いていくアクリル絵の具による花の絵です。
■↑こちらの動画ではもっと詳しく解説しています。

動画では混ぜていく工程も観ながら色味を確認することが出来ます。
Pre STEP|描く前の下準備
(1)道具の準備
写真の物品は、この章で使用したアクリル絵の具と画材になります。マスキングテープや綿棒も使用します。
(2)服装の準備
エプロンを着けるか、汚れてもいい服に着替えておくと安心です。
(3)画用紙の準備
水彩紙にマスキングテープで四角を作るように貼っておくと、描写後にテープをはがすと額縁のような仕上がりになります。(下画像)
(5)絵の具の準備
パレットに「黒・白・青・赤・黄」を出しておきましょう。白は多めに出します。
STEP1|背景(青+白)
最初は、まず気持ちをほぐしていきましょう。
- 青:白=6:1で「スカイブルー」を作ります。
- 画面を水スプレーをして湿らせます。
- 平筆に絵の具をたっぷりと取って横向きに塗っていきます。
- 濃淡のムラは気にせずそのままでOK。

慣れてきたら好きなイメージの背景を描いてみてください。
●青+白=さわやか
●赤+白=やさしい夕方
●黄+白=あたたか
STEP2|花・花びら(白+黄)花の中心(黄+白)
次のステップは、 画面が完全に乾いてから 描いていきます。
花びら(白+黄)
- 白:黄=10:1で混ぜてほぼ白の「バニラホワイト」を作ります。
- 丸筆を使って、花びらを描いていきます。筆は立てて持ち、一塗りで一枚の花びらを描きます。花びら一枚一枚の大きさは揃っていなくてかまいません。少し透け感があっても可愛いです。
- 筆に絵の具をたっぷと取って描くのがコツです。
- 花びらの形が変になっても気にしない。
- 全体のバランスを見ながら、花びらを描き足していきます。
- 筆使いのコツ1: 花びらの流れに沿って筆を動かすと自然な筋が生まれます。
- 筆使いのコツ2:筆を置くようにすると色が多く乗ってメリハリをつけることが出来ます。
花の中心(黄+白)
- 黄:白=3:1を混ぜて「クリームイエロー」を作ります。
- 筆の先や綿棒でポン、ポン、ポンと置いていきます。
- 円を描こうとしないで、点の集まりを作ります。
- 花の中心は、黄色と白で作ったやさしい色を、点でのせるだけでOKです。
一枚一枚違った大きさで、違った形です。 なので、肩の力を抜いて、楽しみながら描いていきましょう!
STEP3|葉っぱと茎(黄+青+白)
- 黄:青:白=5:3:2で混ぜて、やさしい色合いの「ピスタチオグリーン」を作ります。
- 全体のバランスを見て、茎を描き入れます。
- 花の下の方に葉っぱを2~3枚描きます。
- 主役の花が引き立ってくるのを感じながら描きましょう。
STEP4|陰影:花の影(白+青)葉っぱの影(黄+青+白+黒)
このステップも、 画面が完全に乾いてから 描いていきます。
アクリル絵の具の強みである「重ね塗り」を活かす工程です。
「花びら」の重なりやシワ、「葉っぱ」部分にも、影になる部分に少し暗い色を重ねていきます。
光源の位置(野外なら太陽の位置)を意識すると、どこに影を入れたらいいのかイメージしやすくなります。
花びらの影(白+青)
- 白:青=6:1で混ぜて、「ベイビーブルー」を作ります。
- 花びらの重なりの下の方に色を置きます。
- 光(太陽)の位置を画面の左上としていますので、右の方、下のほうに影を作る感じです。
葉っぱの影(黄+青+白+黒)
- 基本の葉っぱの色(黄:青:白=5:3:2)に、黒を爪楊枝の先にちょっと触れる程度の少量を混ぜます。少しくすんだ「オリーブグリーン」を作ります。
- 葉っぱの下側、花の後ろに隠れる部分、葉っぱ同士が重なるところに入れていきます。
- 全部の場所には入れずに、全体のバランスを見ながら何カ所かに置いていきましょう。

STEP5|仕上げ:ハイライト(白)+色味調整(赤・黄・白・青)
最後の仕上げです。画面全体を見て調整していきます。
ハイライト(白)
すべての描き込みが終わったら、最後に最も光が当たっている部分に
最も明るい色(白)を入れます。これがハイライトです。
- 細筆に白を取る。
- 光が当たっている方向を意識して、花びらのフチをなぞる。
- 同じように、花の真ん中に点を置く。
- ポイント: ハイライトは最小限にし、筆の先や細い筆で「点」や「短い線」として入れます。
全体の色味調整
全て描き終えたら、画面全体を眺めてみましょう。
今回は赤系統の色味を使用していなかったせいか、画面に華やかさが足りないかな?と感じました。
そこで少し色を足すことにします。
- 花の中心に、黄:赤=1:ほんの少しを細筆の先を使ってちょんちょんと置きます。光が左上なので、右下に置いていきます。
- 花びらの付け根に、白:赤:青=1:1:爪楊枝の先に乗る程度、を細筆を使って、塗ります。根元だけに、ほんのり乗せます。
- 背景の空には赤系統の色味を入れないようにします。青空+白い花の清潔感が壊れる可能性があります。
STEP+α:ニスをひく
画面の保護にもなります。
ツヤが出て美しく仕上がるので、ニスをひくことをおススメします。

【ステップアップ】表現の幅を広げる!
- メディウムの活用で油絵のような重厚な質感を表現
- 水分量を極端に調整して水彩のような透明感を出す
アクリル絵の具は画材の持つ特性(粘度、透明度)を調整することで、様々なタッチを生み出すことができます。
ここでは、異なるメディウムや水分量を調整することで、表現の幅を広げるテクニックを紹介します。
重厚感のある「油絵風タッチ」にするメディウム活用法
厚塗りやツヤを出したい場合は、「ジェルメディウム」や「モデリングペースト」を使います。
- ジェルメディウム: 絵の具に混ぜることで透明感と粘度が増し、ツヤのある仕上がりになります。厚く塗ってもひび割れしにくいです。
- モデリングペースト: 盛り上げ材として使い、マチエール(質感)を作ります。立体的な花びらを表現したい場合に有効です。
●↓ホルベイン・ジェルメディウム

透明感を出す「水彩風タッチ」にする水分量の調整
アクリル絵の具を水で極端に薄めると、水彩絵の具のように下の色が透ける表現が可能です。
ポイント: 薄めた絵の具は、重ねても下の色が完全に隠れないため、色の層が重なり、奥行きのある透明感を生み出します。
■↓アクリル絵の具と水の使い方についての記事はこちらです。
ボクはペン画に、アクリル絵の具を水多めで溶いて、水彩風に色塗りをすることもあります。
【失敗から学ぶ】初心者が陥りやすい失敗とリカバリー方法
- 濁りは「乾かしてから」元の色で重ね塗り
- グラデーションの失敗は「中間色」で境目をぼかす
- 固まった絵の具は諦めて新しいものを出す
アクリル絵の具は修正が効く画材ですが、乾燥してしまうと修正に手間がかかります。
ここでは、よくある失敗とその場でできる具体的な対処法を紹介します。

いつもちゃんと洗っているつもりだったのに、油断してました!
色が濁って汚く見えてしまった時の直し方
色が濁る最大の原因は「混ぜすぎ」または「筆に前の色が残りすぎていること」です。
リカバリー:
- 濁った色が完全に乾くのを待つ。
- その上に、混ぜていない元の色を重ね塗りして、下の濁りを完全に覆い隠す。
- 小さな部分であれば、修正液のように白を塗り、乾いた後に正しい色を重ねる方法も有効です。
グラデーションがうまくいかず境界線が目立つ時は?
アクリル絵の具は乾きが早いため、色と色の境目をぼかす「グラデーション」は時間との勝負になります。
リカバリー:
- 境界線に、中間色を再度塗り重ね、乾く前に隣の色と優しく叩くように(または筆を横に小刻みに動かすように)ぼかします。
- 専用の「リターダー(乾燥遅延剤)」を少量混ぜておくと、乾燥時間を遅らせることができます。
描いている途中で絵の具が乾いてしまった時の対処
パレット上の絵の具が固まってしまった場合は、水で溶かしても元のようには戻りません。
無理に使うと固まりが画面に残り、筆を傷める原因になります。
リカバリー:
- 固まった絵の具は諦めて削り取り、新しい絵の具を出しましょう。
- 制作中は、ウェットパレットを使うか、絵の具の塊に霧吹きで少量の水を吹きかけるなどして乾燥を防ぎましょう。
【発展】花の絵をさらに魅力的に見せるための小さなコツ
- 背景色で主役の花を強調する(補色利用)
- サインと額装で作品としての価値を高める
背景色を変えて花の鮮やかさを引き立てる
花の絵は主役である花の色だけでなく、背景の色選びで印象が大きく変わります。
色の効果を味方につけると、見栄えのする絵を描くことが出来るようになります。
- 暖色系の花(赤、オレンジ): 補色である青や緑系の背景を選ぶと、花が浮き立って見え、より鮮やかさが強調されます。
- 寒色系の花(青、紫): 黄色やピンクなど暖色系の背景を選ぶと、優しい雰囲気や華やかさが増します。
額装とサインで作品の完成度を上げる
絵を描き終えたら、小さなことですが、額装とサインによって作品としての完成度が格段に向上します。
- サイン: 作品の隅に日付やイニシャルを入れ、プロの作品に見えるようにしましょう。
- 額装: シンプルな木製や白い額を選ぶと、絵の具の色が引き立ちます。
ちなみにサインは絵の裏に書く派です。
【Q & A】アクリル絵の具での花の絵の描き方についてよくある質問
ここでは、アクリル絵の具で花を描く初心者が抱きやすい疑問とその回答をまとめました。

Q1:アクリル絵の具で描いた花は、どのように保存すればいいですか?
A:直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
アクリル絵の具は一度乾くと耐水性になりますが、 湿気やホコリ、紫外線は大敵 です。
- 乾燥: 描画後、最低でも24時間は完全に乾燥させてください。
- 保護: 完全に乾いた後、画面保護用の「ニス」を塗布することをおすすめします。これにより、色褪せや表面の汚れから作品を守ることができます。

●↓ホルベイン・クリスタルバーニッシュ(京丸愛用品)

Q2:アクリル絵の具は、すぐに乾いてしまうので焦ってしまいます。ゆっくり描くコツはありますか?
A: 速乾性はアクリルの特性ですが、対策は可能です。
- リターダー(乾燥遅延剤): 絵の具に少量混ぜると、乾燥速度を大幅に遅らせることができます。油絵に近い感覚で色を混ぜたり、ぼかしたりする時間が生まれます。
- ウェットパレット: パレットの下に湿らせたスポンジや布を敷き、絵の具の乾燥を防ぐ専用パレットを使うと、絵の具が長持ちします。
- 霧吹き: 制作中にパレット上の絵の具に少量の水を吹きかけるのも効果的です。
●↓ターナー・リターダー

Q3:花を描くときに、下描きなしでいきなり絵の具で描き始めても大丈夫ですか?
A: 慣れてくれば可能です。プロの中には、色面から形を切り出すように描く方もいます。
- 練習段階: 初心者のうちは、大まかな配置と輪郭だけを薄い線で描いておくことを推奨します。これにより、構図の失敗を防げます。
- 慣れてきたら: 色の塊として捉える練習として、薄めた絵の具で直接輪郭を描き、徐々に描き進める方法に挑戦してみましょう。アクリル絵の具は修正が効くため、恐れず試してみてください。
Q4:絵に立体感が出るかどうかの指標ってありますか?
A.こちらのチェック表で「はい」が多くなるように気をつけてみてください。
項目
はいorいいえ
背景色と花の色に「明度差」がある。
影の部分に「ほんの少しの黒」「補色」を混ぜた暗い色を使用している。
花びらのエッジに「一番明るいハイライト」を入れた。
筆を使い分け(太筆と細筆)で細部にこだわった。
【まとめ】手順を守ればアクリル絵の具の花は難しくない!
この記事では、アクリル絵の具で花を描くための準備から実践、そしてリカバリー方法までを解説しました。
特に実践では「たった5色だけで簡単5ステップ」で描く方法を紹介しました。
たった5色だけ
赤・青・黄・白・黒
簡単5ステップ

アクリル絵の具の速乾性を理解し、段階的に色を重ねていくことで、
身近にある「花」を気軽に楽しく描けるようになります!
★たった5色だけ簡単5ステップ!★ 【白・黒・赤・青・黄】の5色だけを使って、 花の絵を簡単5STEPで描くことが出来る!
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今回は【白・黒・赤・青・黄】の5色だけを使って、
花の絵を簡単5STEPで描いていきます!